●脳がより効率的に働くことを学ぶ為のトレーニングです。
●脳波を整えることで心と体のコンディションを改善します。
●コンピューターを使って脳の学習を促し、正しく導きます。
●NASAの研究を基に開発された科学的トレーニングです。

誰でも簡単にトレーニングを受けられます。
●TVゲームの感覚でトレーニングができます。
●手のかわりに頭皮につけた電極で脳波をキャッチしてゲームを進めます。
●ゲームは各人の脳波の改善目標に合わせてプログラムされているため、ゲームを続けることでトレーニングが進みます。
●ゲームをするための技術は要りません。誰でも無意識にできます。
●TVゲームができなくても、音、光、振動を使って同様に効果的なトレーニングができるので、障がいや年齢に関係なく誰でも受けられます。


●脳波が望ましい動きをした瞬間、コンピューターがTVゲームなどを通じて、脳に音、画像、光、振動などの信号を送ります。
●脳はその信号を手がかりに正しい脳波の自己学習を始めます。
●学習を何回も繰り返し行うことで、信号がなくても正しい脳波を保つことができるようになります。
●効果的な信号の出し方は一人ひとり異なり、トレーニングの専門家が脳波分析に基づき決定します。



ニューロフィードバック・トレーニングを受けている人は、まるでジョイスティックを使わずにテレビゲームをしているように見えます。近づいて見ると、頭部に軽く貼り付けたコードがコンピュータにつなげられ、またコンピューターからテレビモニターにもコードが延びています。そテレビモニター上では宇宙船がときにゆっくり、そしてときにはすごいスピードで迷路を進むゲームが進んでいるではないですか! 宇宙船が加速するときには宇宙的なBGMのボリュームもスピードにあわせて高まります。そしてプレーヤーはというと、リラックスして椅子に深ぶかと座り、自分のしているゲームを楽しそうに見ています。いったい手も使わずにどうやってゲームをしているのでしょう?

種を明かせばこのゲーム、実はこのプレーヤーの脳がコンピューターを介して動かしているのです。例えば皆さんはベータ波という脳波の名前をどこかでお聞きになったことがあるかもしれません。そのベータ波が一定以上に強くなった時に宇宙船が加速するようにコンピュータを設定してあったとしたら、この人の脳がベータ波を強める度にモニター上で宇宙船が加速するわけです。これがこのちょっと不思議なゲームの仕組みです。

そしてこのゲームを続けることにより、脳に面白い変化が出てきます。この例の場合ならば、この人のベータ波がだんだん強くなってくる、というような変化です。これはゲームを続けるうちに脳がベータ波を強めることを学習するからなのです。
では、次に鬱的な気分に悩んでいる人が居て、その人の脳波図から脳の前頭部左側で「覚醒」の脳波ベータ波が右側にくらべて弱く、それが鬱的な精神状態から抜け出そうとする気力が出ない原因となっていることがわかったとしましょう。脳のその部分でベータ波を強くするトレーニングをすれば、やる気が出ない無気力状態が改善するはずです。 

それならば、その部分の頭皮にコードを貼り付け、ベータ波の強さが一定以上になったときに宇宙船が加速するようにコンピューターを設定したらどうでしょう?そうです、この人がそのゲームを何回も繰り返すうちベータ波が鍛えられて段々と強くなって行くことが期待できるのです。 

これがニューロフィードバック・トレーニングの原理です。
この原理を利用して、メンタルなコンディションの改善、障がいの症状の軽減や解消、機能回復のサポート、パフォーマンス向上などを目的として、アメリカを中心に急速に研究、開発、そして普及が進んでいるトレーニング技術です。